フルカウント [├ 映画]
キューバ映画祭に行ってきました。
期間中、休みが一日しかぶつからなかったので、とりあえず1回分の前売り券を購入し、『フルカウント』というキューバ野球選手の映画を観た。
名選手ロペスが引退を促され、野球人生最後の試合が、なんと優勝決定戦。
今日勝った方が優勝という大一番。最終回ツーアウト。一打逆転のチャンスで代打としてロペスが呼ばれる。
そしてカウントはフルカウント。。最後の一球の行方は。。。
時間軸が解りにくくて、最初戸惑いながら見たけど、全てが終わった後からさかのぼる感じで、この日を受け入れるまでの葛藤や家族との関係とかを思い出すように描かれている。
最近涙腺がゆるいので、最後はほんわかと感動した。
野球の応援席の様子も、日本と違って驚いた。さすがラテンの国キューバ。。何故か応援席にドラムセットが。。
トランペットが沢山いるのはわかるけどさードラムセットって。。
あとコンガ?ボンゴ?とか、マラカスの人も。。まるでライブ会場のような応援ゾーンでした。
スポーツ選手の第二の人生については、どこの国でもいろいろあるけど、社会主義国家での次の職業選びってなんか。。。この映画の中では
野球選手→歯医者
野球選手→クラブの契約歌手
野球選手→溶接工
野球選手→子供野球チームの監督
なんて感じ。最後は納得できるけど、後はよほどなりたいと思わなければあまり選択しないような。。。
事前審査に通るとすんなりいけるみたいでした。
最近、チェの映画も上映されているし、キューバって国がどんな社会情勢なのか、歴史をもっと知りたくなった。
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『フルカウント』1985/キューバ
満足度:★★★★☆
2009-02-02 23:35
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